"まちからの運営するまちづくりファンド「そーぐぅー」にて掲載中のプロジェクトのご紹介です。
「柏崎って何もない。面白くないまちだ」
そんな会話を耳にすること、ありませんか。
寂しいことですが、柏崎の若者とまちについて話すと特に多く聞かれる会話です。
そんな「柏崎つまらない問題(?)」に真っ向から立ち向かう男性の挑戦が始まります。それも人口減少が著しい鯖石エリア発!
空家リノベーションを武器に、鯖石から新たな挑戦をしている男性の名前は、毛見 俊夫さん。
毛見さんは鯖石の善根出身。高校卒業後、東京に憧れ上京しアルバイト勤務を経て設備の仕事で起業されました。設備の仕事は忙しいながらも順調。とくに空家リノベーションの仕事が楽しかったそうです。「このまま関東で暮らすのかな」と思っていた時期もあるそう。
しかし、とある帰省のとき、親族の方に「あなたが実家に戻らなければ毛見の家は無くなる」と言われたことがきっかけとなり、Uターンを決めたと言います。
音楽が聴けて人が集まる場所を作りたいという夢を叶えるべく、物件を探し始めたところ、冒頭の鯖石の物件と出会います。
柏崎での新たな挑戦の第一歩はまずこの物件を様々なシチュエーションのもと、セルフで撮影ができるフォトスタジオとしてリノベーションすることにしました。美容師として働いていた奥さんはスタジオでヘアカットも担当。子どもを親に預け、オープンに向けたリノベーション作業を夫婦で頑張っています。
さらに毛見さんにはもう一つ叶えたいことがありました。
それは、柏崎で楽しむことは「カッコイイこと」だという雰囲気を、このまちに広めていくこと。
「高校生の時、『柏崎には何もない』って思っていたんです。だから上京しました。けれどこっちに戻ってきて地域の人たちと何かやれば楽しいし、起業のチャンスもあると感じる。東京じゃなきゃだめなんだ!っていう明確な夢や希望のある子は上京した方がいいと思います。けれど特に出ていく理由が無いのなら、柏崎でも楽しめる。こっちでも楽しいことはできるんだということを、ここから広げていきたいですね」
たくさんの可能性と選択肢があるなかで「あなたのやりたい」を一緒に叶える場所を作っていきたいと考えている、と話す毛見さん。
是非、プロジェクトページをご一読いただき温かいご支援をよろしくお願いいたします。
「そーぐぅー」は、あなたの “やりたい” とだれかの “応援したい” がつながる “まちづくりファンド”です。
誰もが挑戦できて、誰でも応援できる。 “みんなでまちをつくる” ソーシャルグッドな挑戦プラットフォームを目指しています。